「価格」から「信頼」へ ブランドアップが2019年の重点課題

Xiaomiが2019年3月に発表した2018年度決算によると、スマートフォンに加えIoT製品も好調な販売を記録していて、売上高は約1749億元、利益は約135億元と黒字となりました。2018年第4四半期だけを見ると売り上げが若干落ちているのですが、これは2019年に向けての製品販売スケジュールの調整によるものです。現在低価格モデルとして展開しているRedMiは、2019年から別ブランドとしてXiaomi本体とは別の製品として販売される予定です。つまりハイスペック、プレミアムブランドの「Mi」(Xiaomi本体)と、低価格、高コストパフォーマンスのRedMiが別々に展開される予定となっているのです。この戦略はHuaweiの「Honor」が成功を収めていて、今やHonorは「オンライン向け、コストパフォーマンス製品」ではなく、専用のリテールストアを持ち、しかもプロセッサにKirin980を搭載するハイスペックモデルもそろえる一大ブランドにまで成長したのです。

Posted in 未分類 by admin at 5月 25th, 2019.

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