SDメモリーカードの本当の寿命は?

SDカードに写真や音楽データを保存しているという人は多いが、実はSDカードに大切なデータを保存しておくということは、非常に危険な行為といえる。何故かというと、SDカードやマイクロsdカードはあまり長期保存には向かない記録メディアだからだ。非常に高い確率で、2、3年後にはデータが消失してしまうか、SDカード自体を認識しないといったことが発生する。SDカードなどのフラッシュメモリー系を製造販売している会社にはサンディスクや東芝、ソニーなどのメーカーがある。これらメーカーではSDカードの寿命は通常、5年から10年程度と言われているが、実際は2年から3年程度がひとつの目安になるだろう。SDカードやマイクロSDカード、USBメモリーなどはフラッシュメモリー系と呼ばれており、電気によってデータの読み書きを行っている。特徴としては、記録メディア全体にデータを分散し書き込むため、ハードディスクのように特定箇所が読めないといったトラブルが発生しづらいメリットはある。一方で、一旦、読み込みや書き込みエラーが発生すると、あらゆる箇所で読み込み書き込みエラーが発生するため、保存してあったデータが全滅してしまったり、万遍なくデータが破損しているといったトラブルが良くあるのだ。一方、CD-RやDVD-Rなどは、温度や湿度、ホコリや日光などを管理しながら保存しておけば数十年はデータの保存が可能とも言われている。そのため、長期に渡ってデータを保存するなら、SDカードなどのフラッシュメモリー系ではなく、CD-RやDVD-Rなどを使った方が安全だ。

Posted in 未分類 by admin at 1月 25th, 2017.

Leave a Reply